ブログ画像の違和感

 色々と見ているブログでまず目立つのが過剰な広告。広告は最近は文章の途中で大きく割り込むパターンが増えてきて非常に読みづらい。スクロール途中で誤ってクリックしてくれるのを願って配置しているとしか思えない。そういうブログは早々と退散したいのだけど何しろ今やや検索の上位でヒットする多くのブログがそのレイアウト。そうなると検索ネットサーフィンする時間が減っていく。自分にとって良いことなのか悪いことなのか。


広告の方は効率的にクリックしてもらうことが理由なので一応は理解できる。しかしもう一つ目立つのが多くのイメージ画像。画像を配置したほうが記事へのクリック率が高まるというSEO的な有効性が確かに言われている。文章が主体の記事でも補足的な画像があったほうが分かりやすい場合があるのは間違いない。それでも画像なんて特に不要と思える記事にまで無理やり画像を入れているものがほとんど。さらに大抵はサイズが大きく一つにページに何枚も挿入されている。その分スクロールする手間も増える。


特に違和感があるのが外人を使用している画像の数々。著作権フリーの画像が日本人のものは少ないことが理由だろうけど、そこまでして画像を入れなくてはいけないのだろうか。このような不必要な画像を多用することは、逆に記事の質を損ねているとしか思えない。本来の記事全体の質を上げる目的のための手段の一つとしての画像使用のはずが、とにかく画像を入れなくていけないとそれ自体が目的化している。


Webページ評価のアルゴリズムで、その記事に合っている画像かどうかを区別することはAIが進んできた今でも難しいと思う。でも、そのうちできることを期待している。